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物語

ソウルの路地から、札幌の雪の中へ。
これは「届く」までの記録です。(仮テキスト)

01 / 宣言ソウル N37.59° → 札幌 N43.06° E141.35°

ソウルの路地に生まれ、札幌の雪で焙煎する。

応岩(ウンアム)から札幌へ。やさしく、届く。

イルダ 이르다動詞到着する · 届く — 着くこと、たどり着くこと。早い — 焙煎したて、早く届くこと。告げる — 焙煎の記録を、言葉にすること。

「イルダ」は、到着する・届くという意味の言葉です。ソウルの応岩(ウンアム)の路地で育ち、長い道のりの果てに札幌の雪へとたどり着きました。

三つの名前が、その距離を運びます。아롱・응암・인연。コーヒーは、袋を開けてくれた誰かへ、そっと届けるための手紙です。

— IRUDA焙煎士 · 札幌 · N43.06 E141.35

経路 — ソウルから札幌へ

02 / Seoul → Sapporo
出発 / DepartureソウルN37.59° · 応岩
EUNGAMARONGINYEON
到着 / Arrival札幌N43.06° E141.35°

三つの名前 · 経路の上で

03 / Seoul → Sapporo
停 01 · 道連れAR道連れ · シティ

Arong

アロン / Arong아롱

道連れの名前。17年をともにしたミニチュアシュナウザー。特別な日ではなく、ただの一日をいちばんあたたかくしてくれた存在です。

コロンビア + コスタリカ + ブラジルシティキャラメル
아롱ポートレート、柔らかな毛並み
モノクロ · 4:5(写真未定)
停 02 · ソウルEUN37.59° · シティ

Eungam

ウンアム / Eungam응암

出発の名前。ソウル・恩平区にある応岩駅。生まれ育ち、31年を過ごした街。名前の響きとは逆に、明るい柑橘の酸味の一杯です。

シティ酸味 / Acidity柑橘
응암ソウルの路地、温かいグレーの
コンクリート · 4:5(写真未定)
停 03 · 札幌INN43.06° · シティ

Inyeon

イニョン / Inyeon인연

到着の名前。札幌という新しい街で出会った人たち、その縁(えん)への感謝。長くやさしい余韻が、静かに続きます。

シティフローラル札幌
인연札幌の雪、窓辺の光
冷たいシルバー · 4:5(写真未定)

焙煎と、その哲学

04 / Roaster · Philosophy

イルダの焙煎は、豆を黒く焦がすためのものではありません。一杯ごとに、その豆が運んできた距離と土地の記憶を、明るく澄んだ輪郭で取り出すこと。それが私たちの考える「届ける」という仕事です。

記録(ledger)と地図(atlas)。すべての焙煎には記録があり、すべての記録には経路があります。札幌の小さな焙煎機の前で、ソウルから続いた道のりを、一日ずつ書き留めています。

記録

応岩(ウンアム)は「酸味」응암

よくある誤解の訂正 — 応岩は明るい酸味(bright acidity)のシティローストです。深煎り(ダークロースト)ではありません。柑橘のような軽やかさが、この名前の核にあります。

明るい酸味シティローストダークロースト